ろばーと気まま雑記

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制作発表会見を終えた『魔進戦隊キラメイジャー』に期待!

1月16日12時から、戦隊シリーズの次作品『魔進戦隊キラメイジャー』の制作発表会見が行われた。

Youtubeからリアルタイムで見ることができたが、やはり新作発表というものはワクワクする。
ということで雑感を書き残しておこうかと。

今作も元気系レッドな模様

最初の印象としては「おぉ、次も元気系レッドかぁ〜」という気持ち。
今作の戦士はレッドを除くとみんな既に何かしらの分野で活躍している(キラめいている)キャラクター設定であり、レッドのみ未だ未開の才能を秘めているといった様子。
戦隊シリーズは昔から「レッドの成長」にかなり重点を置いている気がしていて、その物語を打ち出すためにレッドのキャラクター設定は概ね元気系で突貫タイプになりがちな印象。
個人的にはシンケンジャーの志葉丈瑠だったり、ルパパトの夜野魁利みたいな一見敵無しではあるがどう見ても危うい一面を秘めているタイプのレッドの方が好みなので少し残念。
まぁあくまでも子供向け番組なので致し方あるまい。

5人1チームの体制には大期待

まず、ここ数年の戦隊シリーズはチームの描き方がなかなか複雑だったように思う。

現行作品のリュウソウジャーはどうしても初期3人(レッド、ブルー、ピンク)に2人(グリーン、ブラック)と追加戦士(ゴールド)な印象が未だに拭えていない。
もちろん全員で協力してが描かれる回は存在しているが、その場合も各数人のチームに別れたままだったりして正直強く印象に残ることはない。
極めつけはロボ戦で全員搭乗して戦う回がろくに無い点で、これによってほぼ毎話存在するはずの敵撃破シーンに6人全員で成し遂げたというカタルシスがなかなか乗っかってこないのだ。

また、前作のルパンレンジャーvsパトレンジャーについてはその構造そのものが特殊すぎる上に、その特殊さが舞台装置となって描かれるドラマが持ち味だったため、全員で1つのチーム!のような爽快感を味わう機会はあまり無かった。
それでも自分の中では本当に熱中した作品で拙い感想を残していたりはする。
t-6bar10.hatenablog.com


さらに前々作のキュウレンジャーにおいても最終的に12人という超多人数戦隊であり、もはやそこまで行くと小編成のチームに焦点を当てて描くというやり方に行かざるを得なかった印象が強い。


その点、今回のキラメイジャーは会見で披露されたスペシャル動画や、エピソードゼロで既にレッドを除いた全員が集っているという構図からも、近年は見れていなかった全員で1つを強く感じられる戦隊が見られるのではないかと期待している。
また、ロボ兼ビークルである魔進は各戦士とバディ関係にある様子なのでその点も非常に楽しみ。
リュウソウはティラミーゴしか喋らんし他の騎士竜は最強ロボが出てからほぼほぼ御役御免で悲しみでしか無かった...)

その他感想

他にも魔進の声優が超絶魅力的だったり、本編放送に先がけて映画でエピソードゼロが描かれたり(オタクはエピソードゼロに弱い)、敵幹部の造形がかなり好み&北欧神話モチーフっぽかったりと様々楽しみ。
スーツの感じやロボ造形、随所に漂う雰囲気が自分の幼少期くらいの戦隊のマジレンジャーとかゴーオンジャーに通じるものがあるのもエモい。

とにかくまだまだ特撮番組を楽しみ続けられそうだ。