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【ライブレポ】まるで全編MV!LiSA初のオンラインライブONLiNE LEO-NiNEが最高だった

2020/12/12(土)、LiSA初のオンラインライブ「ONLiNE LEO-NiNE」に参戦してきました!
LiSAのライブに参戦するのは2018年の「LiVE is Smile Always~ASiA TOUR 2018~[eN]」以来!
久々のデート(LiSAとLiSAッ子の間でライブを指す言葉)でしたが最高でした〜!

というわけで振り返りながらライブレポートを書いていきます!

ちなみにセトリは公式さんが各種ストリーミングサービスでプレイリストを作ってくれています何と仕事のできる方々なのだろう。



ではではライブレポスタート! f:id:t_6bar10:20201213221649j:plain


約束の時間、2020年12月12日午後8時。
まずはアニメーションから開幕。
ONLiNE LEO-NiNEと記された扉が開くと始まるのは御伽噺のようなアニメーション。
BGMには「play the world!」のオルゴールバージョン。

それの髭は燃えていた
紅く儚く燃えていた
炎は孤独だった
その炎の名はレオナイン
レオナインは世界を呪った
レオナインには過去があった
レオナインは愛を知っている
レオナインは希望を知っている
愛はどこにあるのか
希望はどこにあるのか
炎は走った
僕はどう生きればいいのか
俺はどう生きればいいのか
産まれ落ちたこの地で
誰も傷ついてほしくないのに
今の私にできることは何かないの
炎は孤独だった
「教えて...」
my name is ... ?????(重なった文字列) それの名はレオナイン
紅い炎の名はレオナイン
「叫べ」
私の名は

アニメーションは愛と希望を探し求める孤独な紅い炎、レオナインの物語。
走り続けた先に見つけた教会のような建物で不思議な岩に出会うレオナイン。
岩は彼に名を叫べと告げ...

見開かれたレオナインの瞳とともに画面は暗転、浮かぶ今回のオンラインライブ「ONLiNE LEO-NiNE」のロゴタイトル。

鳴り出すギターのリフ。
「オンラインレオナイン、かいま〜〜く!」という煽りとともに笑顔を振りまくLiSAが登場!

ファーストナンバーは「マコトシヤカ」
プロ野球中継のテーマソングとして起用された応援歌ともあり軽快で爽快なナンバーを歌い終えて間髪入れずに鳴り始めたのはなんとCatch the Moment

アルバム収録曲ではない「Catch」を2曲目に持ってきてくれるなんて!
LiSAと一緒に今日の"この瞬間を掴む"しかない!
もちろんペンラは青でガン振り!
LiSAの瞳にはうっすらと涙が見えた気がした。

曲終わりは次のナンバー「晴レ舞台」へと繋がりつつカメラ、いや画面越しのLiSAッ子に語り出すLiSA
「ようこそオンラインレオナインへ。今日、この特別、全部届けるからね!受け取ってー!」
淡い青を基調とした照明の中で伸びやかな歌声と笑顔で会場を上げていくLiSA。
カメラワークも遠近を上手く使い分けて様々な角度のLiSAを届けてくれる。

冒頭3曲を終えたLiSAは衣装チェンジ、バンドの皆さんは給水タイム。
再び「オンラインレオナインへようこそ、こんばんは、LiSAで〜す!」とMCを始めるLiSA。
およそ1年ぶりのライブに既にテンションは最高潮の様子。

嬉しさを隠さない弾けるような笑顔で「みんな見えてるかーっ!」「電車の中で見てるかもしれないんでしょ?今どの辺ですかーっ!」「姿は見えないけど想像できるよ、だからみんなの姿、見えてるからね!?」とカメラの向こうの僕たちを煽ってくるLiSA。
「見えてるからね!?」で手で望遠鏡を作って目に当ててるの可愛すぎる。


ライブの決め台詞「愛と思いやりを大切に、ここにいるみーーーーーーーんなで最高に楽しんでいきましょー!ピーーーーース!!」から続くは「エレクトリリカル」

LiSA自らのダンスレクチャーがスタート!
みーぎ、ひだーり、びよーんびよーん、つんつんつんつん×2、イエッサー!

絶対に全ての画面の向こうでLiSAッ子みんなが大笑顔でLiSAとダンサー2人と共に踊ってるという確信に加え、オンラインライブならではのリアルタイム映像合成演出も飛び出して「バーチャルの彼方、おいでよ」という歌詞がまさにこのオンラインライブを表してる!

「よくできましたー!」と親指と人差し指で大きく丸をくれた後に続くは「愛錠」
ほんの数十秒前まで弾けるような笑顔ではしゃいでいたのは果たして同一人物なのか疑いたくなるほど妖艶な存在感。

ここのペンラは会場の照明に合わせて赤と青を2本持ちするしかない。
EGOiSTiC SHOOTERみたいだー!
歌いながらマイクスタンドに這わせる指がエロティックすぎる。

切ない表情で歌い上げた次に続くはアルバム収録曲の「わがままケット・シー」
移動しながらのお着替えはちょっと刺激が強いですお姉様。

移動した先はLEDパネルで作られた箱ステージ。
オンラインライブだからこそできる真上まで動く縦横無尽なカメラワークを駆使したパフォーマンスはまるでMVを見ているかのよう。

寝そべりながらもその圧倒的な歌唱力を維持していることもさることながら、しなやかな動きと共にカメラを睨(ね)めつけながら歌い続ける姿が本気でえっちすぎる。

LiSAを彩る衣装と演出が白を基調としているのに対してLiSA本人の髪と爪は赤というより紅という色のコントラストが美しさを一段と引き立てている気がした。

歌い終わりから鳴り出した雨音に続くのは「unlasting」
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』でのエンディングテーマでもあった、別れのバラードであるこの曲。
幾何学模様や波形を使った赤い光の演出はまるでフラクトライトの揺らぎや果ての山脈の向こう側とその地での出来事を思わせ、ソードアート・オンラインのファンとしてはどうしても亜麻色の巻き毛をした彼を思い出さずにはいられない。

光の箱ステージを去ったLiSAは次のステージへ。
眩しいめくらましをするライトの中で重厚なサウンドが奏でているのはアルバム収録曲「cancellation」のイントロ。

衣装を変え逆光の中で歌いだすLiSA。
LiSAとバンドメンバーを背後から捉えるカメラワークもこれまでのライブではなかなかお目にかかれなかっただろうアングル。
先ほどまでの世界観とはまたライブの温度が変化していくことを確実に感じさせる、ロックシンガーとしてのLiSAがそこにはいた。

「NOW IT'S SHOW TIME!」と括られ、移動を始めるメンバーたち。
いやさっきからずっとそうなんだけど移動すら絵になりすぎている。
足だけを映して通り行くメンバーを捉えたり、楽器の準備をする様子を引きの絵で見せたりと、現地でのライブではまず見られない光景だ。
しかもメイキング映像でもなんでもなくそのまま本番の演奏が始まるのだ。

ドラム、ベース、キーボード、ギターと音が増えていき、バンドのセンターに帰ってきたLiSAが歌い出すは「赤い罠(Who loves it?)」
これ見逃し配信を見返して気づいたけど後ろの真っ赤な壁は伏線だったのかな。

曲の激しさを伴いながら艶やかに体を使って歌うLiSA。
"エロかっこいい"がここまで似合うアーティストを僕は他に知らない。
「エロいと思った君がエロいんだぞっ?」え?なんだって?

切り替わったカメラが映すのは一本の炎。
いやどう見ても「炎」確定演出ぅ!

鳴り出すイントロ。真っ赤な羽織りを着て歌い出すLiSA。
「炎」は一音目が耳に入るだけで泣きそうになってしまう。煉獄さん...!

LiSAはもちろんどの曲も大切に真剣に歌っているけど、「炎」はいつ見ても特に命の炎を燃やして歌っているなぁという気にさせられてしまう。

「炎」が来たら次は「紅蓮華」かという予想は見事に的中。
鬼の面をしたダンサー2人を従えて歌うLiSA。
ダンサーさん静と動の緩急がすごすぎる。
歌舞伎や日本舞踊のような動きを見ているのに確実に「紅蓮華」のロック調を捉えた動き。

そして相変わらずMVのような早変えと動きのあるカメラワーク。
これどうやって決めてるんだろう。

歌い終わり、なんだかアウトロの音が妙に長いと思ったら後ろの赤い壁に向かったと思いきや突如壁に向かって拳を振るうLiSA。

普通に「え?」って声が出てしまった。
あ、演奏終わった後、壊された壁の奥に照明が映されるカットがあったのですが、何となく鬼滅味がありましたね。太陽って感じで。

破壊された壁の奥に現れたのは次のステージ!
鳴るクラップ!これは「play the world! feat.PABLO」だ!!

迷彩柄に身を包んだLiSAとPABLO。
周りにはアメ車に散らばったドラム缶と一気に洋楽的な雰囲気に。
2人の力強い歌声とリリックにペンラを振る腕にも思わず力が込もっていた。

歌い終わり。次の曲に向けて楽器の調整をするバンドメンバーがカメラに映る。
オンラインライブの尺が長くないことは承知なので、そろそろ最後の畳み掛けに入ってくるはず。
さぁ何で来るのか。「ライホ」か「L.Miranic」か「Mr.Launcher」か。いや「Hi FiVE!」や「ロクモ」で来るのか。もしくは「スリル」や「ADAMAS」なのか。

LiSAッ子が湧き立つであろう曲目を頭の中でグルグルさせる自分の耳に轟いたのはRising Hopeのイントロアルペジオ
「握ったメッセージ That's rising hope」から「Here We Go!」までにペンラの色を青にしてガンッガンに振りまくる。
もちろん「僕はいらない まだ見たい未来あるから」は一緒に声を出したし、最後は全力で拳を握っていた。

あ、歌い終わりで「ありがとっ」って言うのめっちゃズルいぞLiSA。

そして間髪入れずに「ADAMAS」!!!!
いやぁ、めちゃめちゃ聴きたかった曲なのでセトリに入れてくれてて心底安心した。
[core]とか[enCore]に行けなかったから本当に聴きたかったんだぁああああ!
LiSAがダムダム叩くのと一緒に頭振るの死ぬほど楽しい!
「Faker!」は余裕で叫んだ。
"core"掲げて輝くしかねぇ!!

「今日はありがとうございました!あなたに届ける最後の曲です!」と続いたのはハウル
現地ライブでも見せるように会場を歩き回りながらパフォーマンスするLiSA。
いや、もうずっと前から会場は画面の中とか画面の向こうとかではなく"この場所"になっていた。

そして映像が綺麗すぎるんだわ。
オンラインライブの参戦経験は他アーティストで何回かあったが今回のONLiNE LEO-NiNEは明らかに群を抜いていることを「ハウル」のパフォーマンス中に再認した。
カメラワーク、光と色合いの加減、ピントの使い分け、本当にすべてがこだわり抜かれたMVを見ている感覚だった。

最後にLiSAが叫ぶメッセージ。
「いつも当たり前の様にあった幸せが、特別なんだって気づいた2020年。」
「キミのコトを沢山想って、どうしてもキミに会いたくなった2020年。」
「不安があったり、不安になったり、立ち止まったりしそうになっても、今日私たちは、ここに辿り着いた。」
「いつも、ホントにありがとう。」
「もっともっと最高な未来が、私たちに待ってますように。」
「今日を越えていけ、もっともっと越えていけ。」 

LiSAのライブの醍醐味はやっぱりこの力強い真っ直ぐな想いを乗せてくれるメッセージにこそあると強く思う。
いやまだデート2回目だけどさ。

そしてお決まりの締め台詞「今日は、ホントに(×いっぱい)、でらありがとう〜〜!」
と「ばいちっ」で閉幕。
ここのカメラを中心にバンドメンバー、ダンサー、LiSAをグルグルするアングルまじで神だった〜!!

エンドロールのアニメーションには荒野を抜けて満天の星空の下に豊かな大地を歩くレオナインの姿があった。

エンドロール後のおまけカメラに向かって
「ライブしたいっ。でもライブした!」
「みんなと作った物語感というか、みんなと歩んだ物語があった感じがしました。」
と言ってくれたLiSAとはまた"デート"してもらわないと!

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ということで「ONLiNE LEO-NiNE」のライブレポでした!
オンラインライブということで記憶を元にしつつ見返しながら書けるので結構なボリュームになってしまった。
というか要所要所で見逃し配信を見返しながら書こうと思っていたけど、ただただ2回目をじっくり見ただけになってしまった。笑

本当にオンラインライブだと思わせない最高のパフォーマンス、構成、演出だったし、レポート中でも何度も取りあげたけど映像としての完成度がハンパじゃなかった。

久しぶりにLiSAッ子としてデートに参戦したけどやっぱりすごく楽しかったな〜ライブ中や前後のチャットの盛り上がりも含めて!

ちなみにLiSAは優しいから見逃し配信が19日の23時までできるし、今からでもチケットが買えちゃうんだぞっ!

ということで『鬼滅の刃』でちょっとでもLiSAが気になってる人、オンラインライブだしいいかなって思って見送った人、本当に本当に後悔しないので今すぐLiSAとデートしてきた方が良いですよっ!



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