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【ドラマ】自分の実況ツイートを振り返りながら逃げ恥新春SPの感想

圧倒的に旬を逃してしまいましたが1/2に放送された『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』の感想です。

Twitterで半分実況しながら見ていましたが、ツイートは時の経過とともに流れていってしまうので、そのまとめの意味も込めて。

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開始早々でみくりと平匡の現状と周囲の環境に加えて連ドラ編で登場したキャラクターほぼ全員の現状まで見せ切る&みくり妊娠発覚まで淀みなく進む綺麗な流れ。

ドラマほとんど見ない人間なので野木亜紀子脚本の巧さとかほぼほぼ知らないマンなのですが、やっぱりすごい人なんだろうなぁと早速思わされましたね。
『アンナチュラル』や『MIU404』、『けもなれ』の話題に追いついていれば良かったと思わされる。

最初の選択的夫婦別姓に始まり、今回の『逃げ恥』は現在の日本社会の随所に斬り込んでましたね。

"女性のパートナー"としての男性の役割において言ってはいけないであろう言葉ランキング堂々の1位を飾っていそうな言葉「精一杯サポートします」な旨のやつ。
まぁ平匡さんは言うだろうなと思ってしっかり言ってくれたので良かった。(?)

連ドラの頃から百合ちゃん大好きなので色々着目&邪推して見てしまうw
いや〜、風見さんしっかり割り切ってますよ風に見せてたけど絶対引きずってるよ〜
俺には分かる!匂ってるからな貴様!!

灰原さん完全論破のくだりですね。
「灰原さんは劣化したんですか?(真顔)」はさすがに笑い止まらなかった。
というかコロナ対策からのフルリモ推進の場面はともかく灰原さんさすがにプロマネのセンス無さすぎて焦ったな...実在しないでくれ...

最終的に扱われたのは以下だったでしょうか。ほんとにすごい。


Twitterが沸いてましたね。
来年からの職場は自由度高いイメージだけどこういう感情を抱く日も来るのだろうか...

バリキャリの百合ちゃんが自分の半生を振り返って多少の後悔の念を抱くシーンはそれなりにありまして。
まぁ人間誰だって生きていれば人生は選択の連続なので選ばなかった道は常に「隣の芝生は青く見える」ですよね。
そんな百合ちゃんが自分で自分にかけ続けるしかない呪いの一つが一瞬でもほぐされた瞬間がここだったんじゃないかなというか。
うーん、とにかく良いシーンだった。

ここ数年で身の周りで良しとされる価値観はかなり変化したんじゃないかなというか。
最近はとにかく「無理をしすぎない」「できることを頑張る」「できないはみんなで補完しあう」が流行りじゃないですか。
別にそれに対しては反対じゃないというか、世代的にそこど真ん中くらいですらありますが。
でも平匡父が言うような、いわゆる一昔前の体育会系の精神はある程度自分にも流れているので分かるな〜という。
まぁ、自覚の問題ですよね。
平匡父の伝えたいことも要約すれば「自覚を持てよ」の一言な気がしている。

平匡さんと来年からの自分の職業ちょっと似てるというか、立場はさておき業界は似たようなところの設定のはずなので、どうしても気になってしまうw

ド正論ハンマー大上段振り下ろし場面全力応援マン

いやぁ沼田さん痛快だったなぁ。
キャリア的にそういうの目指してる部分もあるので学びにもなりました。

将来的にそういう世界線に立てたら僕も「お腹ちゃん」呼びしてみたい

妊娠中両者ストレス絶頂期のシーンですね。
外野から見てると「何をそんな単純な行き違いで...あんたらそんなに頭のない人たちじゃないでしょうよ...」となってしまいますが渦中だとまぁそんな冷静にいられないですからねぇ...

男性性の呪いの話になぜか異常なまでに敏感な俺氏。
んー、ぶっちゃ自分はかなり上手く"演ってる"方だという自認の上で生きていますが。
別に強烈な持論があったり悩みを抱えてるわけではないですけどこの手の文脈が扱われるのが単純に好きなんでしょうね。
なんかこう、「その先が存在する」感のあるあれな気がするので。(どれ)

連ドラでムズキュンしてた勢並感

「森山」と「津崎」だから河をモチーフにした名前にしようとかマジ発想が天才すぎてですね。
そういう着眼ができる人間になりてぇ。

こんなこと言ってたら本日緊急事態宣言出ましたし、以前以上に行政に何も期待できない感じが世の中に充満しすぎてて辛いですね。
「判断が遅い!」どころの話じゃあないんだよなぁ...『宙船』だよ、『宙船』。
その船は今どこでふらふらと浮かんでいるんですか日本国!
一応オールを任せている立場の主権者としてはもう色々厳しいっす。

これ、現実の人たちもいたんだろうなぁと思うと一気に辛くなりましたね...

ドラマとしてストーリーをシンプルに楽しんでる人も、その内容の社会的メッセージとか脚本の筆致を丁寧に汲み取って言及する人も、お正月に多くの国民が色んな角度からこのドラマを楽しんだのだろうなと思うと、2021年が明けた直後のタイミングで放送される特番ドラマとして満点以上のものだったんじゃないかなと。

というわけで逃げ恥新春SPの感想でした!


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